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オイスターバーブロン銀座店ブログ
個性派!!アメリカ、セントラルコーストで育った南仏土着品種『ピクプール』♪♪
今日はマニア心をくすぐる、一風変わったワインのご紹介です。
うちのオーナーにも試飲してもらったのですが、、、
『まーそーだろな、、、』
というイマイチな反応。
でもこれを造ろうと考え、造ってしまった生産者の方をどうしても応援したくなってしまい、
銀座店限定メニューに加えてしまいました。
みなさん『ピクプール』という葡萄品種をご存知でしょうか?
なかなかマイナーな品種ですが、南仏では魚介といえば『ピクプール』と生産者の方が声を大にするくらい、
海のワインの定番品種の一つなんです。
ほぼ南仏以外では見られないのですが、それをなんとアメリカ、カリフォルニアのセントラルコーストで育ててしまい、
さらに同じく南仏~地中海のこれまた海のワインの定番品種『ヴェルメンティーノ』とのブレンドして白ワインを造ってしまったというから、
かなりの曲者ワインです。
ただ味わいはそのクセの強さとは正反対、、、
青リンゴや洋梨の柔らかい香りにセルフィーユやディルの清涼感。
非常に澄んで透明感があり、瑞々しく軽やか。
スーっと体にミネラルが染み渡るような優しい味わいです。
余韻に葡萄の持つ自然な甘味がパウダーソルトの様なキメ細やかな仄かな塩気を伴って戻ってきます。
コクや複雑さ、重厚感といったワインに求められがちなものと対極にある、
お食事の隣にそっと佇むワインです。
ただそのクオリティは決してシンプルというものではなく、きっちり作り込まれている新しいスタイルのワインという印象を受けました。
素材の味を活かしシンプルに調理したシーフードや、瑞々しい生野菜。フレッシュトマトを使ったカプレーゼなんかも良さそうです。
夜のお食事のお供というより、穏やかな休日、ちょっと遅めの朝食からランチにサーブしたくなるワインでした。
あと一週間ほどでゴールデンウィークが始まります!
五月晴れの心地の良い日にランチから一緒にいかがでしょうか?
UTPN
BELON銀座店は能登を応援しています!!
今週から石川県能登の牡蠣が再開しました!
まずは被災された方々にお見舞い申し上げると同時に今後の復興をお祈り致します。
BELON銀座店では微力ながら応援していきたいと思います!
日本各地で生産されている牡蠣。
産地により様々な味わいを持ち合わせますが、
能登の牡蠣は日本海で育った牡蠣ならではの『ストレートで力強い塩気』を感じます。
今の時期は比較的円やかな味わいですが、その中でも存在感を示します。
僕のイチオシのマリアージュが同じく石川県能登のワイン
『ノト・ブラン』
マスカットフレーバー豊かな『甘口』ワインです。
このペアリングを体感出来る店は他にはないのではないでしょうか?
これには誕生秘話があり、今から5年ほど前、コロナが蔓延する前のお話です。
BELONでは全国各地の牡蠣を扱っています。
東京オリンピックも控えていたので、牡蠣とワイン、同じ産地のペアリングを一定スパンで発信出来たら面白いのではないだろうか?
と企画してワインを探していました。
そうしている頃、とあるお姉さんのお店に行った時、偶然付いたのがワイン好きのお姉さん。
美味しいとおすすめされたのがこの『能登ブラン』でした。
その時は、ラブルスカ系の食用葡萄だし、ナイアガラでマスカット香が強いし、甘口だし、、、
ワインに不慣れな方や観光地のお土産的なイメージが強かったのですが、(スミマセン、、、)、
『まー折角だし試しに飲んで、能登の牡蠣とも合わせて見よう、、、』ということで試してみました。
正直、全く期待してなく、むしろ、同じ生産者さんのシャルドネがあったので、そちらを使うつもりでペアリングを試してみたのですが、
想定外にナイアガラで造られた能登ブランが牡蠣とぴったりはまってしまいました。。。
ナイアガラ特有の華やかで力強いマスカットフレーバーとワインの持つフェノリックな苦味が牡蠣特有のピリッと刺すようなピート香を抑え、
ナイアガラのストレートな甘さと牡蠣の力強い塩気がバランスをとります。
余韻でもワインと牡蠣の味わいのフォルムが見事に合致する、心地よい甘やかさと旨味を残すフィニッシュ。
単体で飲んだ時の甘いナイアガラから一変。不思議なマリアージュです。
甘口が苦手な方には受け入れ難いコンビネーションかもしれませんが、
面白い組合せなので、銀座店にいらした際は是非お試し下さい♪♪
UTPN
桜が終わったら若葉、新緑の季節です♪♬ (ちょっと早いか、、、)
桜が咲いたら次は若葉、新緑の季節が待っています。
本日は一足先に新緑の季節のオススメのご紹介です。
『グリーンアスパラ&ホワイトアスパラ』
抜ける上品な青さと瑞々しい仄かな甘味に滋味深さ。そしてなんといっても、アスパラ特有の気持ちのよい食感。
日本だとつい居酒屋のアスパラ&マヨネーズを一番に思い出してしまいますが、この季節ならではのお野菜です。
『二色アスパラの出汁マリネ ~ビスマルク風~』
アスパラをさっと湯がいた出汁と旨味の詰まったアスパラの皮で漬け込むことでより深みを増します。
新ジャガのピューレに出汁でマリネした二色のアスパラと半熟卵を添えてミモレットを削ります。
半熟卵を崩して一緒にお召し上がり下さい。
大地香る新ジャガと瑞々しい青さを持つアスパラ、半熟卵が繋ぎとなり絶妙な一体感。
ミモレット特有のモワジーな香りがアクセントに。
これは定番になってしまいますが、やはりソーヴィニョン・ブラン。
フレッシュさに焦点を合わせ、華やかさを加えたいのでニュージーランド、マルボロ
『Villa Maria Private-bin Sauvignon Blanc』
を合わせます♪
お食事・ワインともに大地の息吹を感じる清々しいマリアージュです。
銀座店にいらした際は是非お試し下さい♪
UTPN
クリーミーで甘い、穏やかな牡蠣には熟成BORDEAUX『赤』をお試しください♪♬
≪ 生牡蠣には辛口『白』! ≫
そんな現状を打破したいあなたにオススメなワインがこちら!
フランス、ボルドーの
AOC カスティヨン・コート・ド・ボルドー
『Chateau LESCANEAUT 2012』
12年熟成の飲み頃ボルドー、ボトルはもちろんグラスでもお試し頂けます!
潰れたブルーベリーやカシスに萎れたバラ。
グローブなどのベーキングスパイスやアールグレイの茶葉などが加わり、甘やかで魅惑的な香り。
香りの奥を探ると森の下草やシャンピニヨン、タバコの煙も現れ、多層的で複雑。
しかしこれらの多彩なアロマがしなやかな果実香に纏め上げられ一体感を感じさせます。
酸も穏やかでスムース、時の経過と共に落ち着いたサラサラとしたタンニンが心地良く、口中をスーッと流れます。
海に近い産地特有の仄かな塩気を伴う旨味を感じ、一体となった果実と共にエアリーで広がりのある余韻を感じさせます。
牡蠣特有の苦味にも似た強い磯味を持つ牡蠣より、比較的穏やかでクセのない、甘くクリーミーな牡蠣、、、
今でしたら長崎県の『小長井』の牡蠣や佐賀県の『いろはかき』なんかがオススメです。
貝柱を噛み締める度に出てくる甘味、旨味が熟成ボルドーの持つ旨味と見事に合致します。
熟成したワイン、特にしなやかなボルドーは実は生牡蠣と好相性なんです♪
是非、BELON銀座店で試してみて下さい♪
UTPN
岩牡蠣は硬質な酸を持つBdBのシャンパーニュで。。。
本日は新しい銀座店限定シャンパーニュと岩牡蠣のマリアージュのご提案。
本日の主役がこちら!
『Michel Turgy(ミッシェル テュルジー)』
Blanc de Blancs Grand cru Millesime 2015
こちらの生産者、シャルドネの聖地、コート・デ・ブランのル・メニル・シュル・オジェに拠を構えるレコルタン・マニピュランです。
ということはグラン・クリュ、ル・メニルのブラン・ド・ブランのミレジメをこの金額で飲めてしまうのか?!と思わず驚いてしまいました。
リザーブの入ったNVも比べてみたのですが、
牡蠣にはリザーブ特有のカットしたリンゴ様の酸化的なフレーバーより、ピュアなフレッシュさを活かしたいのでこちらをセレクトしました。
レモンの蜜浸けに白いお花、パンドゥミ。シャルドネ特有の金属的な感じはなく、硬質なストーニーミネラルを感じます。
酸はストレートで硬質。芯のある酸が垂直に伸び、味わいを先導し、あとから繊細な旨味、塩気が控えめに現れてくる印象。
9年経った今、ちょうど飲みやすくなった印象を受け、爽快感がありアクセシブル。
スッと奥に入るのに決して軽くシンプルではない、程よいコクを感じさせる懐の深さのあるシャンパーニュです。
合わせるのはこれから旬を迎える『春の岩牡蠣』
岩牡蠣特有のちょっとザラザラした、エグミにも似たねっとりした野性味。
硬質な酸がエグミの部分をサッと洗い流し、
岩牡蠣特有の旨味を鮮明にして口中に引き戻し、長い余韻へとつながります。
上品さを感じる真牡蠣というより、ちょっとワイルドな岩牡蠣で是非合わせて頂きたいです。
UTPN
春のおすすめ始まりました♪ ~春の息吹を感じるドイツのシルバネールと一緒に~
本日より春のおすすめをスタートしました。
まず一品目は
『飯蛸のレモンソースマリネ』
噛みしめる度にジワジワ現れるタコの深い旨味。
春野菜の繊細さと、レモンの上品な朗らかさが加えます。
合わせるワインはドイツ、ファルツ
『ベルンハルト・コッホ』
レス土壌で育ったシルバネール!
力強く、オイリーで酸は穏やか。
花梨や、やや硬めの洋梨の歯応えある食感に加わるジャスミンのお花。
力強さの奥に干し草や日本酒の様な酵母感、海苔の様なヨード香を感じる多層的なミネラルのある、
ドイツと思って飲むと驚かされてしまう力強いワインです。
ドライで仄かな塩気や旨味を感じるワインですので、噛むごとに旨味が出てくるタコや貝類のマリネにはピッタリなワインです♪
オイスターバーなので、牡蠣に合わせるとなると、、、
ピュアでエグミのない、甘くクリーミー牡蠣よりも、少し野性的でドロッとした、牡蠣らしい若干のエグミを感じる牡蠣や焼き牡蠣。
焼くことで強くなる泥炭香にも似た磯臭さをこのワインと合わせることで牡蠣が持つ本来の甘味を引き出してくれます。
是非、BELON銀座店で、『イイダコのマリネ』と『シルバネール』、そして『岩牡蠣』を合わせてみて下さい♪
ご来店お待ちしています!
UTPN
デュブルデュー教信者のペアリング提案
ブロン銀座店では牡蠣とソーテルヌのペアリングをご提案しています。
『牡蠣に甘口?』と『実はボルドーでは定番の一つ』、そして実際に合わせてみると『調和と起こる新たな味わいの創成』、、、
これらの意外性のバランスが面白いレベルで組合わさる為、銀座店スタンダードの一つとして、
デュブルデュー家の『シャトー・カントグリル』を組み込んでいます。
昨年、ソムリエ協会のペアリング紀行の取材を受けた時、好評を頂いたアイテムでもあり、
今月のボルドーの定番料理に焦点を合わせた特集でもこのワインが扱われていました。
どうだ見たか!と言わんばかりなのですが、メジャーになってしまうと他に替えたくなってしまう天の邪鬼な心が動き始めてしまいます。
ただ、デュブルデュー信者としてはどうしてもデュブルデュー家のソーテルヌを使いたいし、かといって格付けのドワジデーヌはさすがに高くて厳しい、、、
色々探していた時に見つけてしまったのがこちら!
『レ・ゼトワル・ド・ドワジデーヌ』
同じ、デュブルデュー家のシャトーでしかもヴィンテージ、セパージュとその比率までもが同じで、金額もほぼ同じ。
違いはまさにテロワール。
共に粘土石灰質の層が基盤となっているのですが、シャトー・カントグリルの方はその層が深く、砂利・粘土層が表土が厚めに存在します。
その分果実感のある肉厚な印象を受けます。
一方、シャトー・ドワジデーヌの方はシャトー・カントグリルよりやや低い標高にあり、
同じ格付け2級シャトーのクリマンスとクーテに挟まれる絶好のロケーションにあります。
味わいはシャトー・カントグリルがマンダリンのコンフィの様なねっとりした火の入った甘い香り、若干フェノリックな印象があり、
甘い香りが口中を余韻に渡り長く広がります。
レ・ゼトワルは完熟メロンやサフランを感じるピュアで軽やか。透明感のあるエアリーな印象を受けます。
しかし一度口に含むと、味わいには深みがあり、一度広がった味わいが、仄かな苦味とアルコール分によってキュッと引き締められる、
中心に集約するかの様な密度のある味わい。甘いワインなのにドライなフィニッシュを感じる不思議な造りです。
これがテロワール、粘土石灰土壌によるミネラリティなのでしょうか?
現当主が遡ること過去三代の当主へのオマージュとして造られたワインとのことで、その名に相応しい上質なワインです。
濃厚でクリーミー、甘味を感じるけど、牡蠣特有のエグミを感じない、、、
長崎県小長井、これから迎える春先の出荷を待たれる『華蓮(かれん)』にはもーピッタリなワインです!
銀座店では今、この二種類のソーテルヌをご用意していますので、マニアな方は是非、このテロワールの違いを楽しんでみて下さい♪
UTPN
春はやっぱり『ロゼ』♬♬
昨日の春を想わせる温かい日和から一転、今日はまた冷え込んでます。
まだ2月のあたま、例年でしたら、雪が降ってもおかしくない時期ですので、妥当といえば妥当な気温です。
ブロン銀座店では昨日の陽気につられて新しいグラスワインをご始めました。
春と言えば桜、桜色、、、ロゼの季節です。
空気はひんやりとしますが日差しに暖かさを感じ始める季節、こんな時期にピッタリ♪♬
銀座店ではスペイン、リオハのロゼをご用意!!
バラの様なフローラルな香りに王林やオレンジの温かみを感じる香りが加わります。
仄かに香るプラムと地中海ハーブはテンプラニーリョとガルナッチャ由来。
酸は穏やかでミドルパレットで膨らみを感じ、仄かなグリップとやや高めのアルコールが味わいをきゅっと引き締める、
ドライでオイリーなロゼワインです。
生ハムやチョンチョン摘まめるピンチョスはもちろん、生牡蠣でしたらミニョレットソースと一緒に、、、
焼き牡蠣でしたらローズマリーやセージを効かせたトマトソースで焼きあげたいですね。
お食事もフレッシュトマトを使ったロゼ風パスタや、ちょっとほろ苦さを感じる菜の花のアーリオオーリオ、、、色々なお食事と楽しめそうです♪
一足先にブロン銀座店で春の訪れを感じてみませんか?
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『いろはかき』始まりました♪♬二種のソーヴィニョンブランと一緒に。。。
銀座店では今週から新しい産地の牡蠣が始まりました。
『佐賀県 いろはかき』です。
佐賀県と長崎県に挟まれる伊万里湾に浮かぶ無人島群『いろは島』の綺麗な海で育った牡蠣です。
48あるとされ、その穏やかな海域は牡蠣の他、真珠の産地としても知られています。
心地よい塩気とそれに対をなす甘味、そこに仄かな酸味が加わります。
牡蠣特有のピート香の様なエグミもなく、ピュアで爽やか、ミルキーな牡蠣です。
銀座店では2つのワインをご提案。
いつもお世話になっている、ニュージーランド、マルボロのソーヴィニョン・ブラン、『ヴィラマリア』。
そして、もう1つがチリの白ワインの聖地『カサブランカヴァレー』
ノヴァスの『ソーヴィニョン・ブラン グランレゼルヴァ』です。
こちらのワイン、牡蠣に合うワインのコンペティションでも高評価を得ており、
ヴィラマリアと同じ、ニューワールドで南半球。
同じく海洋の影響を受けた産地のソーヴィニョン・ブランですが、
味わいはもちろん、牡蠣との相性も全くもって違ったハーモニーを奏でてくれます。
『いろはかき』と二種の『牡蠣に合うソーヴィニョン・ブラン』
その違いを楽しんで下さい♪♪
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