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2023年11月

2023年 Beaujolais Nouveau 解禁♬♬ ~今年のNouveauは牡蠣と合います!!~

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いよいよ解禁しました!

『ボジョレー・ヌーボー』!!!

気になる今年のワードは

『まるで摘みたて果実をそのまま頬張った様な、例年に劣らぬ深みのある味わい』

日本に限らず世界的にも酷暑と大雨に見舞われた特異な年でしたが、ボジョレー地区では比較的恵まれた気候だったようです。



例年よりちょい暖かめな春、開花期以降は理想的な夏となり、真夏も2022年ほど気温は上がらなかったそうです。

夜もしっかり冷え込んだ為、寒暖差も大きく酸が育まれ、果実の生育にも理想的だったそうです。

酸の質も兼ね備える、ボジョレーらしいフルーティーでコクのある仕上がりだそうです。



銀座店ではヌーヴォーと普通の造りを比べられる様に同じ生産者、『ジョセフ・ドルーアン』をダブルでご用意しています。
※ボジョレー・ヴィラージュのVTは2020年です。

牡蠣なのに赤?

と、おっしゃる方も多いと思いますが、

 

今年のボジョレーは完熟果実というよりミントの様な清涼感を伴うフレッシュな赤系果実が主体で、

しっかりと味わいを導く酸も健在なので、

牡蠣の味わい邪魔することなく、むしろ一体となり余韻に牡蠣の旨味、磯のフレーバーを心地よく残します。

 

特にヌーヴォーの造り方は貝類に多く含まれる旨味成分の一種『コハク酸』を生成し旨味を感じさせる効果も持ち合わせるので、

牡蠣とも実は相性がよかったりもします、、、が

 

今年の清涼感は近年まれにみる『牡蠣にあうヌーボー』の年かもしれません!!!

ちょっと冷やしめくらいが牡蠣にはベストですね。

それでもちょっと抵抗を感じる方はブラックペッパーを軽く加えることでよりすっきりとした味わいに、、、


是非、造りの違い、VTの違い、そして【期間限定】の牡蠣との相性をお楽しみ下さい♪

              UTPN
 

牡蠣シーズンもいよいよこれから♪♬ ~九州の牡蠣始まりました~

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今週から九州の牡蠣が始まりました。

まずはこちら、福岡県糸島

『みるく牡蠣』です。


名前の通りのミルキーな、特に貝柱が甘い牡蠣です。
 


時期的な影響か最初ちょっと塩気を感じるのですが、貝柱にはっきりとした甘味を感じます。

少し果実の様なフルーティーな印象も受けます。

 

徐々に甘味から旨味へとフォーカスされ、

干した小魚の様な、若干、口を収斂され様なる渋みとそれに伴う旨味を感じ、

最後のスッキリした余韻へと繋がります。



まだ若く、円やかでミルキーというより、まだ少し角のある、あっさりめの味わいでした。

 

これからの変化を楽しみたいと思います♪♪

                UTPN

 

いよいよ新酒の季節が始まります♪♬ ~甲州ヌーヴォーと宮城県産珠姫を合わせてみた~

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今日は11/3は『文化の日』

そして、『甲州新酒の解禁日です!


今年の夏はみなさんも記憶に新しいところかと思いますが、とんでもなく暑い、まさに酷暑でした。


雨が少なく、日照に恵まれた今年は、香り、甘味ともに凝縮された、ここ10年で最も優れたヴィンテージの様です。



和梨や青リンゴ。凝縮したというより、豊かに実った、ふくよかな完熟果実。

新酒らしいフレッシュさも持ち合わせ、そこに甲州らしいイースティーな香りや乾いた土の様なトーンが加わります。

酸味は穏やかで柔らかいテクスチャー。

心地よくスーっと奥へ流れていき、香りが口中にフワッと広がります。

品種特性でもある仄かな苦味がフルーツフレーバーをよりはっきりと感じさせ、

フレッシュさと豊かな果実が一体となる優しい余韻を感じます。

 


合わせる牡蠣は宮城県浜市の一年牡蠣『珠姫』


こちらもまだ若々しく、優しい甘味を持ち、塩気も穏やかです。

ただ若さ故か少しエグミの様な牡蠣らしさもちょっと感じます。


お互いの優しい甘さとフレッシュさを引き立てるマリアージュを楽しめます♪♪



こちらの甲州の新酒、毎年扱っているのですが、いつも好評であっという間に完売してしまいます。

メーカーさんに追加注文をするのですが、いつも完売で、あっという間に『甲州新酒&牡蠣』キャンペーンが終わってしまいます。



解禁されたての『甲州新酒&牡蠣』のマリアージュを是非お早めに!

皆様のご来店お待ちしています!

                  UTPN