ホーム>オイスターバーブロンブログ>2024年2月

2024年2月

岩牡蠣は硬質な酸を持つBdBのシャンパーニュで。。。

no subject
 

本日は新しい銀座店限定シャンパーニュと岩牡蠣のマリアージュのご提案。


本日の主役がこちら!


『Michel Turgy(ミッシェル テュルジー)』

Blanc de Blancs Grand cru Millesime 2015

 


こちらの生産者、シャルドネの聖地、コート・デ・ブランル・メニル・シュル・オジェに拠を構えるレコルタン・マニピュランです。

ということはグラン・クリュ、ル・メニルのブラン・ド・ブランのミレジメをこの金額で飲めてしまうのか?!と思わず驚いてしまいました。



リザーブの入ったNVも比べてみたのですが、

牡蠣にはリザーブ特有のカットしたリンゴ様の酸化的なフレーバーより、ピュアなフレッシュさを活かしたいのでこちらをセレクトしました。

 

レモンの蜜浸けに白いお花、パンドゥミ。シャルドネ特有の金属的な感じはなく、硬質なストーニーミネラルを感じます。

酸はストレートで硬質。芯のある酸が垂直に伸び、味わいを先導し、あとから繊細な旨味、塩気が控えめに現れてくる印象。

9年経った今、ちょうど飲みやすくなった印象を受け、爽快感がありアクセシブル。

スッと奥に入るのに決して軽くシンプルではない、程よいコクを感じさせる懐の深さのあるシャンパーニュです。

 

 

合わせるのはこれから旬を迎える『春の岩牡蠣』

岩牡蠣特有のちょっとザラザラした、エグミにも似たねっとりした野性味。

硬質な酸がエグミの部分をサッと洗い流し、

岩牡蠣特有の旨味を鮮明にして口中に引き戻し、長い余韻へとつながります。

上品さを感じる真牡蠣というより、ちょっとワイルドな岩牡蠣で是非合わせて頂きたいです。



                                 UTPN

お勧めメニューのご案内です。

こんにちは、ブロン渋谷店です。

 

暖かい日でしたり、寒い日でしたり忙しいですね。

ブロン渋谷店からお勧めメニューのご案内です。

2024221171159.png

”ワカサギとクレソンのリグーリア風サラダ”

ジェノベーゼのソースが良いアクセントとなり、

白ワインとの相性抜群です!

リースリングなどの白ワインとご一緒にどうぞ!

 

皆様のご来店お待ちしております。

 

春のおすすめ始まりました♪ ~春の息吹を感じるドイツのシルバネールと一緒に~

no subject
 

本日より春のおすすめをスタートしました。

まず一品目は

『飯蛸のレモンソースマリネ』

噛みしめる度にジワジワ現れるタコの深い旨味。

春野菜の繊細さと、レモンの上品な朗らかさが加えます。


合わせるワインはドイツ、ファルツ

『ベルンハルト・コッホ』

レス土壌で育ったシルバネール


力強く、オイリーで酸は穏やか。

花梨や、やや硬めの洋梨の歯応えある食感に加わるジャスミンのお花。

力強さの奥に干し草や日本酒の様な酵母感、海苔の様なヨード香を感じる多層的なミネラルのある、

ドイツと思って飲むと驚かされてしまう力強いワインです。



ドライで仄かな塩気や旨味を感じるワインですので、噛むごとに旨味が出てくるタコや貝類のマリネにはピッタリなワインです♪



オイスターバーなので、牡蠣に合わせるとなると、、、

ピュアでエグミのない、甘くクリーミー牡蠣よりも、少し野性的でドロッとした、牡蠣らしい若干のエグミを感じる牡蠣や焼き牡蠣。

焼くことで強くなる泥炭香にも似た磯臭さをこのワインと合わせることで牡蠣が持つ本来の甘味を引き出してくれます。


 是非、BELON銀座店で、『イイダコのマリネ』と『シルバネール』、そして『岩牡蠣』を合わせてみて下さい♪



ご来店お待ちしています!

 

                       UTPN
 

今週のイチ押し生牡蠣のご紹介です。

こんにちは!ブロン渋谷店です。

 

最近は朝夜の寒暖差が激しく、体調管理が難しい時期ですね。

先週から入荷した牡蠣のご紹介です!北海道噴火湾から"秀峰牡蠣"。

2024215112336.JPG

海水と淡水が混ざり合う塩分濃度の低い水域を好み

、河口近くの栄養に富んだ海域、浅瀬や干潟に生息していることが多いのですが、

栄養分ときれいな水質をともに兼ね備え近い環境下での養殖は、

身に十分な栄養を取り込ませ、大きく、引き締まった牡蠣を育てます。

スタッフも試食させていただきましたが、あっさりとしている味わいに、

程よい塩味を感じます。何個でもペロリですね!

皆様のご注文お待ちしております!

デュブルデュー教信者のペアリング提案

no subject
 

ブロン銀座店では牡蠣とソーテルヌのペアリングをご提案しています。



『牡蠣に甘口?』『実はボルドーでは定番の一つ』、そして実際に合わせてみると『調和と起こる新たな味わいの創成』、、、

これらの意外性のバランスが面白いレベルで組合わさる為、銀座店スタンダードの一つとして、

 

デュブルデュー家『シャトー・カントグリル』を組み込んでいます。



昨年、ソムリエ協会のペアリング紀行の取材を受けた時、好評を頂いたアイテムでもあり、

今月のボルドーの定番料理に焦点を合わせた特集でもこのワインが扱われていました。



どうだ見たか!と言わんばかりなのですが、メジャーになってしまうと他に替えたくなってしまう天の邪鬼な心が動き始めてしまいます。



ただ、デュブルデュー信者としてはどうしてもデュブルデュー家のソーテルヌを使いたいし、かといって格付けのドワジデーヌはさすがに高くて厳しい、、、

色々探していた時に見つけてしまったのがこちら!



『レ・ゼトワル・ド・ドワジデーヌ』



同じ、デュブルデュー家のシャトーでしかもヴィンテージ、セパージュとその比率までもが同じで、金額もほぼ同じ。

違いはまさにテロワール


共に粘土石灰質の層が基盤となっているのですが、シャトー・カントグリルの方はその層が深く、砂利・粘土層が表土が厚めに存在します。

その分果実感のある肉厚な印象を受けます。


一方、シャトー・ドワジデーヌの方はシャトー・カントグリルよりやや低い標高にあり、

同じ格付け2級シャトーのクリマンスとクーテに挟まれる絶好のロケーションにあります。



味わいはシャトー・カントグリルがマンダリンのコンフィの様なねっとりした火の入った甘い香り、若干フェノリックな印象があり、

甘い香りが口中を余韻に渡り長く広がります。


レ・ゼトワルは完熟メロンやサフランを感じるピュアで軽やか。透明感のあるエアリーな印象を受けます。

しかし一度口に含むと、味わいには深みがあり、一度広がった味わいが、仄かな苦味とアルコール分によってキュッと引き締められる、

中心に集約するかの様な密度のある味わい。甘いワインなのにドライなフィニッシュを感じる不思議な造りです。

 


これがテロワール、粘土石灰土壌によるミネラリティなのでしょうか?

 

現当主が遡ること過去三代の当主へのオマージュとして造られたワインとのことで、その名に相応しい上質なワインです。
 


濃厚でクリーミー、甘味を感じるけど、牡蠣特有のエグミを感じない、、、

長崎県小長井、これから迎える春先の出荷を待たれる『華蓮(かれん)』にはもーピッタリなワインです!



銀座店では今、この二種類のソーテルヌをご用意していますので、マニアな方は是非、このテロワールの違いを楽しんでみて下さい♪

 

                                UTPN

 

春はやっぱり『ロゼ』♬♬

no subject
 

昨日の春を想わせる温かい日和から一転、今日はまた冷え込んでます。

まだ2月のあたま、例年でしたら、雪が降ってもおかしくない時期ですので、妥当といえば妥当な気温です。

ブロン銀座店では昨日の陽気につられて新しいグラスワインをご始めました。



春と言えば桜、桜色、、、ロゼの季節です。

空気はひんやりとしますが日差しに暖かさを感じ始める季節、こんな時期にピッタリ♪♬
 


銀座店ではスペイン、リオハのロゼをご用意!!

 

バラの様なフローラルな香りに王林やオレンジの温かみを感じる香りが加わります。

仄かに香るプラムと地中海ハーブはテンプラニーリョとガルナッチャ由来。

酸は穏やかでミドルパレットで膨らみを感じ、仄かなグリップとやや高めのアルコールが味わいをきゅっと引き締める、

ドライでオイリーなロゼワインです。



生ハムやチョンチョン摘まめるピンチョスはもちろん、生牡蠣でしたらミニョレットソースと一緒に、、、

焼き牡蠣でしたらローズマリーやセージを効かせたトマトソースで焼きあげたいですね。

お食事もフレッシュトマトを使ったロゼ風パスタや、ちょっとほろ苦さを感じる菜の花のアーリオオーリオ、、、色々なお食事と楽しめそうです♪

 


一足先にブロン銀座店で春の訪れを感じてみませんか?

 

                  UTPN