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岩牡蠣は硬質な酸を持つBdBのシャンパーニュで。。。

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本日は新しい銀座店限定シャンパーニュと岩牡蠣のマリアージュのご提案。


本日の主役がこちら!


『Michel Turgy(ミッシェル テュルジー)』

Blanc de Blancs Grand cru Millesime 2015

 


こちらの生産者、シャルドネの聖地、コート・デ・ブランル・メニル・シュル・オジェに拠を構えるレコルタン・マニピュランです。

ということはグラン・クリュ、ル・メニルのブラン・ド・ブランのミレジメをこの金額で飲めてしまうのか?!と思わず驚いてしまいました。



リザーブの入ったNVも比べてみたのですが、

牡蠣にはリザーブ特有のカットしたリンゴ様の酸化的なフレーバーより、ピュアなフレッシュさを活かしたいのでこちらをセレクトしました。

 

レモンの蜜浸けに白いお花、パンドゥミ。シャルドネ特有の金属的な感じはなく、硬質なストーニーミネラルを感じます。

酸はストレートで硬質。芯のある酸が垂直に伸び、味わいを先導し、あとから繊細な旨味、塩気が控えめに現れてくる印象。

9年経った今、ちょうど飲みやすくなった印象を受け、爽快感がありアクセシブル。

スッと奥に入るのに決して軽くシンプルではない、程よいコクを感じさせる懐の深さのあるシャンパーニュです。

 

 

合わせるのはこれから旬を迎える『春の岩牡蠣』

岩牡蠣特有のちょっとザラザラした、エグミにも似たねっとりした野性味。

硬質な酸がエグミの部分をサッと洗い流し、

岩牡蠣特有の旨味を鮮明にして口中に引き戻し、長い余韻へとつながります。

上品さを感じる真牡蠣というより、ちょっとワイルドな岩牡蠣で是非合わせて頂きたいです。



                                 UTPN

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