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2023年8月

BELON銀座店 8月のおすすめ ~ワインのお供に~

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台風を境に、気持ち暑さが和らいだ気がします。

先月末からの酷暑に慣れすぎてしまった為か、今日は風が涼しく感じます。

そんな残暑(?!)と美食の季節『秋』に向けての銀座店のオススメ、ワインのお供のご紹介です。



まず一品目は

『焼きナスのシェリーヴィネガーマリネ』


長茄子を特別な網でじっくり焼くことで茄子の甘さを引き出しています。

シェリーヴィネガー薫るちょっと大人な一品。銀座で採れた蜂蜜が隠し味。

さっと削ったペコリーノチーズが爽やかなマリネにちょうど良い塩気と円やかさを加えてくれます。

 

合わせるワインは、、、

もちろんシェリーのマンサニージャ日本酒リオハの軽めのクラシカルな白なんか良さそうです。


二品目がこちら、

『スルメイカのイカスミフリット』

 

サクッとした食感から現れるジューシーな肉汁とプリプリの刻んだイカ。

フワッと残るモチモチ感がしっかりまとめてくれます。

『スルメに七味唐辛子とマヨネーズ』をシェフの遊び心でアレンジした、

『パプリカパウダーのかかったアイオリソース』がとても合います。


これは、、、やはり生ビールになってしまいますが、

ワインでしたらイタリア、マルケ州の軽いヴェルディッキオ

クリスプなテクスチャーとちょっとした塩気と心地よい苦味がフィットしそうです。



是非、生牡蠣の次のワインのお供にお試し下さい♪♬

              Par UTPN

『Chateau Doisy-Daëne Sec』なかなか、ガストロノミックなワインです!!

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本日は8月のプレミアムなワインのご紹介です。


『シャトー・ドワジデーヌ セック』

ソーテルヌ地区バルザックで育ったソーヴィニョン・ブラン

ボトリティスがつく前の良質な葡萄のみをアロマのベストタイミングを狙い、選定して造られいます。

 

もちろん辛口白なのでバルサックは名乗れずボルドー・ブランとなる訳なのですが、

さすが故デュブルデュー教授のDNAを受け継ぐシャトーという事で

ソーヴィニョン・ブラン100%で造られています。

ソーテルヌでソーヴィニョン・ブラン100%と聞くと、ちょっと不思議な感じがしてしまいますね。



完熟したマンゴーやパッションフルーツの様なリッチなアロマ。

ソーヴィニョン・ブラン特有のグリーントーンは一切感じられなく、

むしろ、リンゴの蜜やアカシヤの花の蜜を感じます。


果実の熟度の高さと収穫のタイミングの素晴らしさ、技術力の高さを否応なしに感じさせます。


イキイキとした、硬質で奥に伸びる豊富な酸が香りのボリュームとあいまって、

ピンと張った細い糸に絶妙なバランスで平衡を保ってしているか様なバランス感。

凛とした張りのあるテンションと、どこまでも伸びる孤高の余韻を感じさせます。



さすがバルサック二級シャトーの辛口白という仕上がりのワインですが、

ちょっとワンランク上のワインです。


思いっきりガストロノミックなワインなので、ここはオイスターバーとして『岩牡蠣』を合わせたいと思います。

 

レモンの役割はワインが十二分に果たしてくれるので、フランスのお塩、ゲランド塩を添えます。

ミネラル豊富で旨味をハッキリと感じるブルターニュの海のお塩です。


岩牡蠣の持つ旨味、磯の香りをより強くさせ、

岩牡蠣特有のやや混濁としたクリーミーさにはっきりとした輪郭をつけます。

岩牡蠣の味わいを一回りボリュームアップさせ、このワインとお楽しみ頂きたい思います。

 

是非、BELON 銀座店でお試し下さい♪♬

 

                 Par UTPN