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オイスターバーブロン銀座店ブログ
僕も ≪ MADOKA ≫ に惑わされたい、、、
好天に恵まれたGW後半戦2日目、皆さま如何お過ごしでしょうか? BELON銀座店ではゴールデンウィーク中、牡蠣の種類を増やし、最大12種類でお待ちしております♪♪ 本日はその内の一つ、BELON銀座店イチオシ牡蠣をご紹介します。 広島県福山市内海町の牡蠣 『惑香(MADOKA)』 内海町は広島県東南部の沼隅半島の沖500mに浮かぶ島で、田島と横島の2つから成る町です。 地図で見ると、鯛と平目がキスをしている様に見えることから、その二島を結ぶ睦橋はラブパワースポットとしても注目を浴びています。 紀伊水道と豊後水道からの水が混ざるこの海域は昔から水産業が盛んで、海苔の養殖も有名です。 雑味なく、ピュアな海の塩気が牡蠣のうまみを際立たせ、 その風味と磯の香りが人を惑わす様に魅惑的なことにその名を由来します。 この時期は産卵期直前にもあたるので、通常の牡蠣ですと、クリーミーで濃厚に仕上がる牡蠣が多いのですが、 こちらは産卵をしない三倍体の牡蠣なので、さほど重くない、まさに『海のミルク』通りの円やかで甘い、ミルキーな牡蠣に仕上がります。 近年のブランド牡蠣のスタンダードでもあるシングルシード養殖法により育てられているのですが、2つの方法が取り入れられています。 一つは『シングルシードはえ縄式』で、牡蠣が入っている籠を縄につるし海中を漂わせることで牡蠣に身を入れます。 そして、もう一つが『杭打ち式』と呼ばれる、浅瀬に杭を打ち棚をつくり、牡蠣の入った籠をつり下げる方法です。 潮の満ち干により空気に晒されることで、空気中に出ている間、水分を逃さない様殻が固く閉じ、貝柱が鍛えられます。 それにより肉厚で甘い牡蠣に仕上がり、また、身を守るため体内にアミノ酸が蓄えられ、それが旨味へと変わります。 合わせるワインは、、、正に今!新緑の季節にぴったりのワイン、、、ニュージーランド、マルボロのソーヴィニョン・ブラン 『 Villa Maria Private Bin Sauvignon Blanc』 刈りたての芝生の様な香りと、ガヴァやパッションフルーツ様のピュアな果実香が融合し、カシスの蕾の様な魅惑的な香りにも感じます。 ソーヴィニョン・ブラン特有のチオール化合物系の香りは磯の香り、ヨード香にも似ているので、 牡蠣を食べるとその風味がワインを引き寄せ、ワインのフレーバーが更に牡蠣を食べ進めさせます。 牡蠣の塩気がワインのピュアな果実を引き立て、その果実のフレーバーと旨味を含む磯の風味が融合し、 新たな一体感をもたらす親和性の高いマリアージュです。 産卵期直前のクリーミーで重い牡蠣よりも惑香の様な、ミルキーな円やかな牡蠣とは抜群の相性です。 晴れた心地の良い空を眺めながら、惑香とソーヴィニョンブランのマリアージュを是非お楽しみ下さい♪♪ 皆様のご来店お待ちしています。 UTPN
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