〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-17-2
第2野々ビル1F
TEL 03-6427-8288
FAX 03-6427-8298
オイスターバーブロン銀座店ブログ
≪豪≫タスマニアと≪島根≫隠岐、自然豊かな二つの島を繋ぐペアリングをお楽しみください♪♪
最近スタッフの一人がリースリングにはまっているので、ちょっと変化球のリースリングをオンリストすることにしました。 リースリングといえばまず出てくるのがドイツ。 二大産地の一つ、モーゼルが細身でデリケートな酸と爽やかな甘味の繊細なバランスが特徴的であるのに対し、 ラインガウはリッチでふくよかなドライなリースリング。 そして、フランスのアルザス・リースリング。 凝縮感というか、密度の高さを感じさせる、近いエリアでも川を挟んで対照的な仕上がりだから面白かったりもします。 他にイタリア、トレンティーノのフルーティーでありながらも、クリアーで凛としたリースリングも特徴的。 アメリカ・オレゴンやカナダ、北米のレモンカートの様な甘やかでクリーミーなリースリングも他のエリアにはあまりない独特なスタイルです。 そして、忘れてはいけないリースリングの名産地が、、、 オーストラリア! ボーンドライでクリスプと表現されるクレアヴァレーのリースリングや、 冷たい鋼の様に硬質でずっしりくるイーデンのリースリングもこの地ならではの味わいです。 今回ご用意したのが、そんなオーストラリアの、近年冷涼産地として注目されている 『タスマニア』のリースリングです。 ピノやシャルドネでも高い評価を得ているエリアです。 以前、タスマニアと反対側、西オーストラリアの南端、 グレートサザンのフランクランドリヴァーのリースリングを飲んだことがあるのですが、それにも似た味わいです。 イーデンの様に硬質ですが、澄んだ透明感というより、良い意味での雑味を感じる素朴な味わいです。 レモンの蜂蜜漬けやカモミール、ジャスミンのお花。 ディルやタイムの清涼感のあるハーブに、白胡椒の様な繊細で凛としたスパイスが加わります。 そして、なんといってもの、南氷洋から吹く潮風により創られると言われる、旨味を伴うはっきりとした塩気が特徴的です。 柑橘のトーンによる爽やかさで終わらない、口の中を引き締める苦旨味が素材の味わいを引き立ててくれるワインです。今回一緒におすすめする牡蠣が岩牡蠣の産地としても有名な 島根県 隠岐島の『真牡蠣』です。 シングルシードで育てられた、小ぶりで可愛らしい牡蠣です。 軽快な味わいにピリッとしたやや強めの塩気を感じる牡蠣です。 ただ、経過とともに、いくらの様な魚卵系のねっとりとした旨味がじわじわと広がり、強めの塩気を包み込むことで円やかにまとまります。 余韻に、牡蠣の持つ仄かな酸味が加わることで円やかさと、爽やかさを協調させるチャーミングなフィニッシュ。 ちょうど今の時期が産卵期にあたる為、濃厚でドロッとした牡蠣が多いので、つい、こんな爽やかな牡蠣を欲してしまいます。 国、エリアは違えど、同じ豊かな自然が育んだ『島』のワインと牡蠣を一緒にお楽しみ下さい♪♪ UTPN
Le TSU-FU ~BELON-STYLE~
本日は【BELON銀座限定】生牡蠣のトッピング三種盛りのご紹介です。生牡蠣に『雲丹』、『いくら』、『生しらす』をトッピングした贅沢三種盛合せです。 『いくら』はプチっと弾けると中から出てくる魚卵特有のぎゅっと握りしめる様な旨味と牡蠣に輪郭を与える、強さを加えたトッピング。 『雲丹』はバターの様なコクと滑らかさが加わり、牡蠣に深みを与えることで、味わいを一段引き上げる、リッチな組み合せ。 そして、もう1つが季節限定 『生しらす~ディルのソースを添えて~』 生しらすの軽やかな磯フレーバーと仄かな苦味がミルキーな牡蠣と味わいのパワーバランスで均衡。 牡蠣と雲丹やイクラが一体になるのは、なんとなくイメージがわくかと思いますが、 はたして【生しらす】と【牡蠣】という【固体】と【固体】とでテクスチャーがまとまるのか?、、、と、思いきや、 清涼感ある酸味の効いたディルソースがさっと両者をまとめ上げ一体に。爽やかな余韻を残します。 販売初日の昨日もご好評頂き、特に海外の方が大喜びでした♪♪ さて、合わせるワインはと言うと、 生しらすは特有の磯の香りと苦味があるのでシェリーのマンサニージャ辺りが良いかなと思いますが、 雲丹やイクラには力で負けてしまいそう、、、 雲丹のリッチさやイクラの力強さを広げ、かつ魚卵とケンカしないように合わせるとなると、 やはりソーテルヌが最終的には良さそうです。
【BELON銀座限定】生牡蠣トッピング三種盛合せ ご来店の際は、是非お試し下さい♪♪ UTPN
僕も ≪ MADOKA ≫ に惑わされたい、、、
好天に恵まれたGW後半戦2日目、皆さま如何お過ごしでしょうか? BELON銀座店ではゴールデンウィーク中、牡蠣の種類を増やし、最大12種類でお待ちしております♪♪ 本日はその内の一つ、BELON銀座店イチオシ牡蠣をご紹介します。 広島県福山市内海町の牡蠣 『惑香(MADOKA)』 内海町は広島県東南部の沼隅半島の沖500mに浮かぶ島で、田島と横島の2つから成る町です。 地図で見ると、鯛と平目がキスをしている様に見えることから、その二島を結ぶ睦橋はラブパワースポットとしても注目を浴びています。 紀伊水道と豊後水道からの水が混ざるこの海域は昔から水産業が盛んで、海苔の養殖も有名です。 雑味なく、ピュアな海の塩気が牡蠣のうまみを際立たせ、 その風味と磯の香りが人を惑わす様に魅惑的なことにその名を由来します。 この時期は産卵期直前にもあたるので、通常の牡蠣ですと、クリーミーで濃厚に仕上がる牡蠣が多いのですが、 こちらは産卵をしない三倍体の牡蠣なので、さほど重くない、まさに『海のミルク』通りの円やかで甘い、ミルキーな牡蠣に仕上がります。 近年のブランド牡蠣のスタンダードでもあるシングルシード養殖法により育てられているのですが、2つの方法が取り入れられています。 一つは『シングルシードはえ縄式』で、牡蠣が入っている籠を縄につるし海中を漂わせることで牡蠣に身を入れます。 そして、もう一つが『杭打ち式』と呼ばれる、浅瀬に杭を打ち棚をつくり、牡蠣の入った籠をつり下げる方法です。 潮の満ち干により空気に晒されることで、空気中に出ている間、水分を逃さない様殻が固く閉じ、貝柱が鍛えられます。 それにより肉厚で甘い牡蠣に仕上がり、また、身を守るため体内にアミノ酸が蓄えられ、それが旨味へと変わります。 合わせるワインは、、、正に今!新緑の季節にぴったりのワイン、、、ニュージーランド、マルボロのソーヴィニョン・ブラン 『 Villa Maria Private Bin Sauvignon Blanc』 刈りたての芝生の様な香りと、ガヴァやパッションフルーツ様のピュアな果実香が融合し、カシスの蕾の様な魅惑的な香りにも感じます。 ソーヴィニョン・ブラン特有のチオール化合物系の香りは磯の香り、ヨード香にも似ているので、 牡蠣を食べるとその風味がワインを引き寄せ、ワインのフレーバーが更に牡蠣を食べ進めさせます。 牡蠣の塩気がワインのピュアな果実を引き立て、その果実のフレーバーと旨味を含む磯の風味が融合し、 新たな一体感をもたらす親和性の高いマリアージュです。 産卵期直前のクリーミーで重い牡蠣よりも惑香の様な、ミルキーな円やかな牡蠣とは抜群の相性です。 晴れた心地の良い空を眺めながら、惑香とソーヴィニョンブランのマリアージュを是非お楽しみ下さい♪♪ 皆様のご来店お待ちしています。 UTPN
大阪に負けるな!!頑張ろう東京!!!
本日より最大11日と言われる今年のゴールデン・ウィークが始まりました!
今年は万博の影響もあり、GW中の旅行先として大阪が前年比154%だとか、、、
その影響もあり東京が心なし静かな気がします。。。
そんなゴールデン・ウィークを含む5月!
大阪に負けないお得なイベントを東京の真ん中【銀座】で開催致します!!!
◆毎週月曜日 (祝日も対象)
・・・Oyster Day :生牡蠣の単品が全品20%OFF!!
◆5月13日(火)~15日(木)
・・・MAGAKI Day :真牡蠣(生牡蠣)の単品が20%OFF♪♬
◆5月20日(火)~22日(木)
・・・IWAGAKI Day :岩牡蠣(生牡蠣)の単品が20%OFF☆☆
◆それ以外の日にちの17時~18時
・・・Oyster Hour :日替わりで2~3種類の牡蠣が1ピース380円(税抜き)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
また、5月の【ディナータイム】【席のみ予約(アラカルト)】の【ご予約】のお客様限定で
【Welcomeスパークリングワインをお1人様に付き1杯サービス】!!もちろん上記サービスと併用可!!
※8,000円以上のお会計時を対象とさせて頂いております。
ご予約時に【Welcomeスパークリングワイン】ご希望の旨を記載、または電話でその旨をお伝え下さい。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
牡蠣は産卵シーズンに向け、いよいよ濃厚でぷっくり!
濃厚でクリーミーな真牡蠣、そして、これからが旬の岩牡蠣と一緒にお得に!お楽しみ下さい。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています。
スペイン発!メルロー100%の赤ワインヴィネガー!これはなかなかのお薦め♪♬
牡蠣に合わせるソースに 【ミニョレット・ソース】 というものがあります。 赤ワインヴィネガーに、刻んだエシャロット、ブラックペッパー、お塩を加えたものです。 日本人の感覚でいうと、赤ワインヴィネガーではなく白ワインヴィネガーの方が良いのでは? 、、、と、思ってしまいます。 牡蠣と白ワインヴィネガー/赤ワインヴィネガーを実際に比べてみると、、、 白ワインヴィネガーがまるでレモンの様に口の中をさっぱりとリセットして、牡蠣をサクサク食べれるのに対して、 赤ワインヴィネガーは出汁の様。牡蠣特有のエグミや雑味が消え、奥に潜む旨味を引き出します。 実はこちらの方が牡蠣の味わいを楽しむことが出来ます。 そんな訳で、最近スタッフから、、、 『牡蠣と赤ワインのペアリングを用意して欲しい』 との要望があり、赤ワインをひとつ用意しました。 ニュージーランド ホークスベイのボルドーブレンド『 Villa Maria Private Bin Hawkes Bay 2021 』 ボルドーはもちろん、ワインが有名ですが、牡蠣の名産地でもあります。 牡蠣にボルドー白を合わせるのは定番中の定番ですが、 ボルドー赤にも塩気に似た旨味を感じるものがあり、 特に熟成された円やかな赤はテクスチャーのざらつきも抑えられ、牡蠣と意外な好相性を示します。 という訳で、ボルドーブレンドにも生牡蠣との可能性を感じており、 重く、ぼてっとしたものではなく、やや線が細い、シュッとしたもの、、、 冷涼なニュージーランドの、かつボルドーブレンドの銘醸産地『フォークス・ベイ』のワインを選びました。 ただ、まだ若く特有のタンニンがたっているので、『繋ぎ』として用意したのが、先程の赤ワインヴィネガー。 スペインの赤ワインヴィネガー♪メルロー100%! このヴィネガーを造る為に育てられたメルローというのだからかなりのこだわり、 かつ、この『メルロー』でボルドーブレンドとを繋いでもらおうと企みました。 ヴィネガーの酸味とブドウジュースの様な甘味がワインを円やかにする一方、 牡蠣を包み込みこんでエグミを消し去り、旨味を引き出します。 最後にヴィネガーが赤ワインと牡蠣をしっかり繋いで、牡蠣の味わいを楽しめつつ、 後味もフルーティーでさっぱり♪気持ちの上がる余韻が残ります。 クリーミーで甘い牡蠣というより、旨味寄りの、若干牡蠣らしいエグミある牡蠣の方が良さそうです。 BELON銀座店にお立ち寄りの際は是非お試し下さい♪♪ UTPN
昼飲みにおススメ!! チリ・白【ECO Balance Viognier】♪♬
今日は朝からあいにくの天気ですが、昨日は久しぶりの雲ひとつない気持ちの良い青空。 気がつけば桜も葉桜になり、桜色から覗く若葉が空に映えていました。 花粉症の僕にとって、桜の開花は花粉症を意味し、桜から覗く新緑は花粉症の終わりを告げます。 若々しい若緑はゴールデンウィークの訪れをも感じさせるので、一番ウキウキしてしまう時期かもしれません。 今日みたく晴れ渡った日はつい昼から美味しい白を飲みたくなってしまいます。 そんな昼飲みにオススメなのがこちらのチリ白♪♪ 『エコバランス・ヴィオニエ』 ヴィオニエと言うと、ちょっと【けばい】フローラルな香りと口に残る重たさが、、、 『牡蠣にあうの?!』 と、思ってしまうのですが、こちらのヴィオニエ、比較的穏やかでライトなヴィオニエです。 品種個性のバラやユリの香りは穏やか。 グラスの内側をゆったりと流れる流体はマンゴーやパパイヤの様な南国フルーツの豊かな香りを含み、 重さというより飲んだ充実感へと変わります。 フィニッシュに向けて広がる豊かな酸と、食む様な苦味が口中をリフレッシュさせ、余韻に残るフルーツ香が杯を進めてしまいます。 肩を張らずに飲める、軽快なワインです。 牡蠣特有のエグミにも似た【牡蠣味】の強い牡蠣や青魚にはやや抵抗があるかもしれませんが、雑味のない、甘く、クリーミーな牡蠣。 今の時期でしたら、、、『長崎県小長井の牡蠣』がオススメ。 お互いの個性が同調して寄り添う抜群の相性です。 小長井の牡蠣も今が旬!! こんな晴れた日は、甘い春の牡蠣とフルーティーで心地よいワインを昼から楽しんでみませんか? ご来店お待ちしています♪♪ UTPN
はるうらら:春の空が晴れて明るく、日が穏やかに照っている様、、、交通安全のお守りではありません。
昨日の好天から一転、今晩はまた雪がぱらつく様です、、、 さて、今日はうららかな春に願いを込めて、春のオススメをご紹介です。『鰆のカルピオーネ ~フェンネルソースを添えて~』 みんな大好き、南蛮漬けです。松の実とレーズンが入っているのがイタリア的。 ソースはアンチョビ、ニンニク、パルメザンチーズにフェンネル、、、とジェノヴェーゼ風につくり、 フェンネルも茹でることで穏やかな風味に仕上げてます。 合わせるワインは、、、 ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ 【ドン・ディオゴ アリント】 伝統的土着品種から造られた 洋梨や黄桃の柔らかく、ふくよかなアロマとアリントらしいイキイキとした酸のバランス。 口中でプチプチ弾ける微発泡と、余韻に残る仄かな塩気はヴィーニョ・ヴェルデならでは。 揚げたお魚がしっとりとマリネ液に馴染んだ、、、 南蛮漬けとは抜群の相性。 飾りのルメクスやチャービルと一緒に食べると、 しっとりとした中に加わるピリッとした酸味とグリーントーンがアクセントになり、また新たな一面を引き出してくれます。 生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣フライと食べた後の箸休めにお召し上がり頂きたい一品です。 是非、ヴィーニョ・ヴェルデと一緒にお楽しみ下さい♪♪ UTPN
ハンガリーのワインを飲むと、ハンガリーの『ス』は『SZ』と覚えたのを思い出します。。。
いよいよ3月です! 銀座店では岩牡蠣がスタートしました。 今日は、、、 長崎県五島列島の岩牡蠣『椿』をご用意♪♪ 五島列島は九州の最西端に位置する大小あわせて152の島々からなる群島です。 自然海浜や海蝕崖、火山景観など、豊かな自然は変化に富み、西海国立公園にも指定されています。 海水の透明度に加え、やや高めの塩分濃度が岩牡蠣特有の力強い旨味と、 ドロッとしたテクスチャに輪郭を与え、同時にキレと爽快感を感じさせてくれますます。 合わせるお薦めワインは、、、『Chateau Dereszla TOKAJI Furmint DRY』 世界三大貴腐ワインの一つ、 ハンガリー『トカイ』の品種として知られるフルミントから造られた辛口の白ワインです。 黄桃や花梨の様なふくよかな果実やアカシアの蜜の甘い香り。 それと対をなす、セルフィーユやタイム様の繊細なハーブと、 白胡椒の様なしっとりとしたスパイスが絶妙なバランスを作りあげ、 濃濃さの中に凛とした透明感を感じさてくれます。 味わいをリードする冷涼産地由来の細身のながらも芯のある酸味と、 余韻に残る仄かな塩気が牡蠣はもちろん、魚介類との相性の良さを感じさせてくれます。 生で合わせるなら真牡蠣より、力強さのある岩牡蠣。 真牡蠣でしたら、噛み締める度にじわじわ旨味が染み出てくる焼き牡蠣がおすすめです。 ハンガリーのワインを味わう機会自体少ないかと思いますが、 更にそれを日本の牡蠣と楽しめるはもっとレアではないでしょうか? 銀座店にご来店の際は是非、お試して下さい。 UTPN
マルヌのミクロ・クリマ≪Vallee du Brunet≫のChardonnayをお楽しみ下さい♪♬
心機一転、今日から2月です。 木々も新芽の蕾が膨らみ始め、春の訪れを今か今かと待ちわびています。 さて、本日は今月のオススメシャンパーニュのご紹介です♪♪マルヌの生産者『Tribaut Schloesser』が造るブラン・ド・ブラン 『Vallee du Brunet Blanc de Chardonnay』です。 マルヌ渓谷と言えば、ムニエが有名ですが、他の産地と違わずミクロ・クリマが数多く存在し、 素晴らしいシャルドネを産み出すエリアも存在します。 その一つがブリュネ渓谷であり、その渓谷のあるフルリー・ラ・リヴィエール村は白亜質石灰岩の地層帯にあり、 その南向き斜面から収穫されたシャルドネを主軸に隣接するロムリー村、コルモワイユ村の計3村のシャルドネから造られたシャンパーニュです。 『Blanc de Blancs』ではなく、『Blanc de Chardonnay』と記載されているところ、そして、、、 『Vallee du Brunet』とその渓谷の名を冠しているところに、その想いを感じます。 コート・デ・ブランの硬質で芯のあるシャルドネとも、 モンターニュ・ド・ランスのふくよかで苦味を伴うシャルドネとも一味違う、 軽やかで瑞々しさを併せ持つブラン・ド・ブランです。 ただ、決してシンプルということはなく、土着酵母由来の複雑さと、樽熟リザーヴ由来の力強さ、 長期シュール・リー熟成による旨味とコクを持ち合わせます。 好気的な造りらしい、口中の奥にギュッと集約する凝縮感のある酸化的なトーンが、 これから始まる、独特のエグミとねっとり感を持つ岩牡蠣や、 焼くことで旨味が凝縮し、力強さを纏う焼き牡蠣との相性の良さを感じさせます。 是非、春の岩牡蠣や焼き牡蠣とお楽しみ下さい♪♪ UTPN
Dubourdieu先生最後の希少VTと小長井をお楽しみ下さい!!!
気がつけば、2025年1月も後半に入りました。 あの新年のウキウキ感は、、、どこへ行ってしまったのでしょうか? 年々、正月感を感じなくなってきた自分に慣れてしまっていることに寂しさを覚える今日この頃です。 でも、、、牡蠣シーズンはこれからが本番!! 銀座店では待ちに待った、 【長崎県小長井】の牡蠣 が始まりました!!身入り良く、プリっとした、乳白色。 南の産地らしく、穏やかでおおらか、エグミのない、甘くクリーミーな牡蠣です。
こちらの牡蠣、貴腐ワインと非常に相性良く、毎年このペアリングをオススメしています♪♪ 今年ご用意したパートナーは、、、《Chateau Doisy-Daene 2014》 Sauternes格付け2級、Barsacのシャトーです。 高名なDenis-Dubourdieu先生が所有し、手掛けられた最後のVTです。
ボトリティス菌が侵食し、綺麗に融合したタイミングを見計らって収穫し醸造された、
ピュアさと、フレッシュさ、力強さのバランスが素晴らしい貴腐ワインです。
フレッシュな酸とふくよかな果実を活かす為、過度な酸化熟成は求めてないとのこと。
とても貴重なVTでもあるのでSauternesがお好きな方は是非飲んで、小長井との相性をお楽しみ頂きたい逸品です♪
お早目のご予約、ご来店、お待ちしております!
UTPN