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オイスターバーブロンブログ
クリーミーで甘い、穏やかな牡蠣には熟成BORDEAUX『赤』をお試しください♪♬
≪ 生牡蠣には辛口『白』! ≫
そんな現状を打破したいあなたにオススメなワインがこちら!
フランス、ボルドーの
AOC カスティヨン・コート・ド・ボルドー
『Chateau LESCANEAUT 2012』
12年熟成の飲み頃ボルドー、ボトルはもちろんグラスでもお試し頂けます!
潰れたブルーベリーやカシスに萎れたバラ。
グローブなどのベーキングスパイスやアールグレイの茶葉などが加わり、甘やかで魅惑的な香り。
香りの奥を探ると森の下草やシャンピニヨン、タバコの煙も現れ、多層的で複雑。
しかしこれらの多彩なアロマがしなやかな果実香に纏め上げられ一体感を感じさせます。
酸も穏やかでスムース、時の経過と共に落ち着いたサラサラとしたタンニンが心地良く、口中をスーッと流れます。
海に近い産地特有の仄かな塩気を伴う旨味を感じ、一体となった果実と共にエアリーで広がりのある余韻を感じさせます。
牡蠣特有の苦味にも似た強い磯味を持つ牡蠣より、比較的穏やかでクセのない、甘くクリーミーな牡蠣、、、
今でしたら長崎県の『小長井』の牡蠣や佐賀県の『いろはかき』なんかがオススメです。
貝柱を噛み締める度に出てくる甘味、旨味が熟成ボルドーの持つ旨味と見事に合致します。
熟成したワイン、特にしなやかなボルドーは実は生牡蠣と好相性なんです♪
是非、BELON銀座店で試してみて下さい♪
UTPN
岩牡蠣の季節がやってきました!
こんばんは!
BELON広尾店です!
今週オイスターバーBELONでは一足早く春を感じる季節の生牡蠣の入荷がスタートしております!
オイスターバーならではの夏の風物詩”岩牡蠣”が今年初入荷!!
岩牡蠣と言えば夏牡蠣とも呼ばれますが、この時期初物との岩牡蠣の入荷がスタートになります。
〜〜〜今年の初物は〜〜〜
「長崎県 五島列島産 ”椿”」をご用意しております。
食べ応えある濃厚でいながらさっぱりとした口当たりで、岩牡蠣らしさを十分に味わって頂けます!
そして 毎週 月曜日 「岩牡蠣Day」としまして季節の岩牡蠣が20%割引でご用意させて頂きます!こちらのメルマガをご提示の上ご利用下さいませ。
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ちしております!!
岩牡蠣は硬質な酸を持つBdBのシャンパーニュで。。。
本日は新しい銀座店限定シャンパーニュと岩牡蠣のマリアージュのご提案。
本日の主役がこちら!
『Michel Turgy(ミッシェル テュルジー)』
Blanc de Blancs Grand cru Millesime 2015
こちらの生産者、シャルドネの聖地、コート・デ・ブランのル・メニル・シュル・オジェに拠を構えるレコルタン・マニピュランです。
ということはグラン・クリュ、ル・メニルのブラン・ド・ブランのミレジメをこの金額で飲めてしまうのか?!と思わず驚いてしまいました。
リザーブの入ったNVも比べてみたのですが、
牡蠣にはリザーブ特有のカットしたリンゴ様の酸化的なフレーバーより、ピュアなフレッシュさを活かしたいのでこちらをセレクトしました。
レモンの蜜浸けに白いお花、パンドゥミ。シャルドネ特有の金属的な感じはなく、硬質なストーニーミネラルを感じます。
酸はストレートで硬質。芯のある酸が垂直に伸び、味わいを先導し、あとから繊細な旨味、塩気が控えめに現れてくる印象。
9年経った今、ちょうど飲みやすくなった印象を受け、爽快感がありアクセシブル。
スッと奥に入るのに決して軽くシンプルではない、程よいコクを感じさせる懐の深さのあるシャンパーニュです。
合わせるのはこれから旬を迎える『春の岩牡蠣』
岩牡蠣特有のちょっとザラザラした、エグミにも似たねっとりした野性味。
硬質な酸がエグミの部分をサッと洗い流し、
岩牡蠣特有の旨味を鮮明にして口中に引き戻し、長い余韻へとつながります。
上品さを感じる真牡蠣というより、ちょっとワイルドな岩牡蠣で是非合わせて頂きたいです。
UTPN
春のおすすめ始まりました♪ ~春の息吹を感じるドイツのシルバネールと一緒に~
本日より春のおすすめをスタートしました。
まず一品目は
『飯蛸のレモンソースマリネ』
噛みしめる度にジワジワ現れるタコの深い旨味。
春野菜の繊細さと、レモンの上品な朗らかさが加えます。
合わせるワインはドイツ、ファルツ
『ベルンハルト・コッホ』
レス土壌で育ったシルバネール!
力強く、オイリーで酸は穏やか。
花梨や、やや硬めの洋梨の歯応えある食感に加わるジャスミンのお花。
力強さの奥に干し草や日本酒の様な酵母感、海苔の様なヨード香を感じる多層的なミネラルのある、
ドイツと思って飲むと驚かされてしまう力強いワインです。
ドライで仄かな塩気や旨味を感じるワインですので、噛むごとに旨味が出てくるタコや貝類のマリネにはピッタリなワインです♪
オイスターバーなので、牡蠣に合わせるとなると、、、
ピュアでエグミのない、甘くクリーミー牡蠣よりも、少し野性的でドロッとした、牡蠣らしい若干のエグミを感じる牡蠣や焼き牡蠣。
焼くことで強くなる泥炭香にも似た磯臭さをこのワインと合わせることで牡蠣が持つ本来の甘味を引き出してくれます。
是非、BELON銀座店で、『イイダコのマリネ』と『シルバネール』、そして『岩牡蠣』を合わせてみて下さい♪
ご来店お待ちしています!
UTPN
デュブルデュー教信者のペアリング提案
ブロン銀座店では牡蠣とソーテルヌのペアリングをご提案しています。
『牡蠣に甘口?』と『実はボルドーでは定番の一つ』、そして実際に合わせてみると『調和と起こる新たな味わいの創成』、、、
これらの意外性のバランスが面白いレベルで組合わさる為、銀座店スタンダードの一つとして、
デュブルデュー家の『シャトー・カントグリル』を組み込んでいます。
昨年、ソムリエ協会のペアリング紀行の取材を受けた時、好評を頂いたアイテムでもあり、
今月のボルドーの定番料理に焦点を合わせた特集でもこのワインが扱われていました。
どうだ見たか!と言わんばかりなのですが、メジャーになってしまうと他に替えたくなってしまう天の邪鬼な心が動き始めてしまいます。
ただ、デュブルデュー信者としてはどうしてもデュブルデュー家のソーテルヌを使いたいし、かといって格付けのドワジデーヌはさすがに高くて厳しい、、、
色々探していた時に見つけてしまったのがこちら!
『レ・ゼトワル・ド・ドワジデーヌ』
同じ、デュブルデュー家のシャトーでしかもヴィンテージ、セパージュとその比率までもが同じで、金額もほぼ同じ。
違いはまさにテロワール。
共に粘土石灰質の層が基盤となっているのですが、シャトー・カントグリルの方はその層が深く、砂利・粘土層が表土が厚めに存在します。
その分果実感のある肉厚な印象を受けます。
一方、シャトー・ドワジデーヌの方はシャトー・カントグリルよりやや低い標高にあり、
同じ格付け2級シャトーのクリマンスとクーテに挟まれる絶好のロケーションにあります。
味わいはシャトー・カントグリルがマンダリンのコンフィの様なねっとりした火の入った甘い香り、若干フェノリックな印象があり、
甘い香りが口中を余韻に渡り長く広がります。
レ・ゼトワルは完熟メロンやサフランを感じるピュアで軽やか。透明感のあるエアリーな印象を受けます。
しかし一度口に含むと、味わいには深みがあり、一度広がった味わいが、仄かな苦味とアルコール分によってキュッと引き締められる、
中心に集約するかの様な密度のある味わい。甘いワインなのにドライなフィニッシュを感じる不思議な造りです。
これがテロワール、粘土石灰土壌によるミネラリティなのでしょうか?
現当主が遡ること過去三代の当主へのオマージュとして造られたワインとのことで、その名に相応しい上質なワインです。
濃厚でクリーミー、甘味を感じるけど、牡蠣特有のエグミを感じない、、、
長崎県小長井、これから迎える春先の出荷を待たれる『華蓮(かれん)』にはもーピッタリなワインです!
銀座店では今、この二種類のソーテルヌをご用意していますので、マニアな方は是非、このテロワールの違いを楽しんでみて下さい♪
UTPN