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あっさりめの牡蠣にはレモンをひとかけら添えて・・・

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今週から広島の牡蠣が始まりました。

牡蠣と言えば広島、日本一の生産量をほこり、歴史的にも江戸時代とも室町時代とも言われる、長い養殖の歴史をも誇ります。

銀座店では『大黒神島』の牡蠣をご用意♪♪

塩気が穏やかで円やか、磯の香りも優しく、クセの少ない、誰もがすっと受け入れられるアクセシブルな味わいです。



今回は王道からちょっと逸らして、、、

『プティ・シャブリ』

を合わせてみました。

 

『プティ・シャブリ』というと『シャブリ』の影に隠れてしまい、

お店で見かけることも少ないてすが、どうしても格下、または安いシャブリと思われがちです。

 

ただ、実際は格下でも特段に安い訳でもなく、『シャブリ』とは明確に異なる土壌から生まれたワインを表しています。


土壌はかの有名なキンメリジャンではない、ポルトランディアン土壌

牡蠣の化石を含まない石灰質土壌です。

牡蠣の化石がなく、粘土層が含まれないということは、

キンメリジャン期と異なる時代に、水深の深いところで形成された土壌ということを示し,

石灰土壌と標高の高さがワインにフレッシュさ、清涼感を与えます。



当然シャブリにも似た味わい、風味はありますが、やや爽やかでフルーティー、ヨード香は控えめです。

もしかしたら、シャブリよりも親しみ易さを感じるかもしれません。

MLF由来の横に伸びるクリーミーな滑らかさと口中をリフレッシュさせる酸を併せ持つので、牡蠣の滑らかさとも相性は良さそうです。

 

ただ酸はしっかりしているので、そのまま今の大黒神島の牡蠣に合わせるとちょっとワインに比重が傾いてしまいます。

そこで、牡蠣にレモンをひと欠片しぼります。


ワインの酸の強さをレモンが打ち消し、ピュアな柑橘の香りが表れがあっさりめの牡蠣に上品な華やかさが加わわります。


是非、銀座店で珍しいプティ・シャブリと牡蠣の相性を試してみて下さい♪♪

 

                 UTPN


 

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